【ジオリア見学】伊豆半島の成り立ちと魅力を専門のジオガイドから学びます。
46憶年前の地球誕生の時から、氷河期を経て大陸が動き、火山活動によってそのカタチを変え続けているわたし達の地球。ジオリアでは約2000万年前まで遡ることができる伊豆半島の成り立ちの歴史を学ぶことができます。現在も続く地殻変動が様々な地形を作り出し、特異の美しい景観や温泉を形成している伊豆半島は、2018年にユネスコ世界ジオパークに認定されました。ジオリアで壮大な大地の歴史を知ると、きっと伊豆半島の楽しみ方も変わります。
【潮鰹作り見学】日本の鰹文化を次代に繋げるカネサ鰹節商店で、「潮鰹」作りを学びます
創業1882年。カネサ鰹節商店では、別名を「正月魚」とも言われ、古来より縁起のよい食として正月に神棚にお供えされている伝統食「潮鰹」を今も作り続けています。また、「手火山式焙乾製法」による本枯れ鰹節にもこだわり、本物の味、日本の鰹文化を継承しています。今では家庭で鰹節を削ることも少なくなりましたが、実際に鰹節削りも体験。削りたての香りと香ばしさ、口いっぱいに広がる鰹節の味も堪能いただきます。
【わさびビレッジ】西伊豆のわさび農家、藤井わさび園が運営するグランピングを体験
西伊豆町の大自然の中、天城山系の湧き水を利用して「本わさび」を栽培している藤井ご夫妻が営むグランピング施設「わさびビレッジ」。その名の通り、わさびをテーマに、わさびの収穫だけでなく、ゆっくりと自然を体験できる大人の秘密基地として2022年に開業されました。藤井ご夫妻は、2014年に奥様の故郷である西伊豆に移住。長い間耕作放棄されていたわさび沢一体の山を購入して整備し、独学で本わさびの無農薬栽培に取り組んできました。わさび沢まで徒歩で10分ほどの「わさびビレッジ」にはアメリカから直輸入のトレーラーハウスが4棟。プライベートスペースでBBQを愉しむこともできますが、特別プランとして、出張料理人の新井シェフが地元食材を活かしたお料理を振る舞います。
【わさびビレッジ】トレーラーハウス・外観
【わさびビレッジ】トレーラーハウス・内観
【堂ヶ島洞窟めぐり遊覧船】海底火山が造りあげた堂ヶ島の美しさを体感
自然がつくり出したまさに地形の神秘「堂ヶ島」。変化に富んだ西伊豆の海岸線には数多くの景勝地が点在し、中でも「青の洞窟」と呼ばれる天然記念物にも指定されている天窓洞や三四郎島などが有名です。港から20分ほどの遊覧で、洞窟の中から空を見上げる天窓洞や、亀のような形をした亀島、蛇の模様の蛇島などを巡ることができる遊覧船が人気。長い時間をかけて隆起し、波によって浸食された自然の美しい造形美を目の当たりに、きっと感動するはずです。
【LOQUAT西伊豆ランチ】西伊豆でしか味わえない創作イタリアンを堪能
西伊豆で地産地消にこだわった本格イタリアンを愉しむことができる「ロクワット西伊豆」。「ロクワット」とは、土肥の特産品でもある「枇杷」のことで、海と山に囲まれた自然豊かな西伊豆の恵みを存分に味わっていただきたいという想いが込められています。名家鈴木家の屋敷をリノベーションし、日本家屋の古き良き趣を残したままラグジュアリーな空間を演出。シェフの丁寧な仕事と、イタリアンの枠に囚われない創造力によって生み出される伊豆野菜や駿河湾の魚介などを生かしたお料理の数々にきっと感動するはずです。
【土肥金山】火山活動によってもたらされた様々な鉱石に出会う
約2000万年前からの海底火山から始まり、本州への衝突、陸上火山と様々な火山を繰り返してきた伊豆半島。火山活動の地熱により鉱石がつくられ、その恩恵を受けてきた歴史を紐解きます。江戸時代の第一期黄金時代、明治から昭和にかけての第二期黄金時代には、新潟佐渡金山に次ぐ生産量を誇り、掘削坑道の総延長は約100km。ギネスブックに認定された250kgの金塊は実際に触れることもできます。
【駿河湾フェリー】駿河湾からの富士山を眺めながら静岡へ
日本一高い富士山の雄大な姿、そして船下に広がる日本一深い駿河湾。背後にジオ巡りした伊豆半島を眺めながら、駿河湾フェリーで土肥から清水への約70分のパノラマクルーズです。伊豆で体感した自然と美食の数々を思い起こしながら、駿河湾の船旅をお楽しみください。