【精進料理】生きていることへの感謝と共に精進料理をいただきます
食材から命をいただいて生きていることに感謝し、仏道修行でもある精進料理をいただきます。修行道場で食材を無駄にすることなく、食材の味を最大限に引き出す役割を担っている和尚を典座(てんぞ)と呼び、ここ可睡斎では、重鎮である小金山典座が手掛ける精進料理をいただくことができます。御膳には、動物性の食材と五葷(ごくん)と呼ばれるネギ属を使わず、豆類、穀物、野菜を工夫して調理された四季折々の美しいお料理が並びます。
【酒蔵見学・試飲】150年の伝統と、次代に繋ぐ新しい酒造りの挑戦を学びます
明治5年創業。先代と、能登杜氏四天王のひとりと言われた名杜氏・波瀬正吉さんが「土井酒造場といえば、吟醸造り、大吟醸酒」という高い評価をもらうまでの酒を造り出し、今では榛葉杜氏がその系譜を受け継いで酒造りをしています。静岡酵母を使用し、食中酒として食事をさらに美味しくさせてくれる「開運」は多くの方に好まれる日本酒。「開運」をはじめ、日本酒が出来るまでの工程を学びながら、酒蔵の中を巡り、最後は試飲もお楽しみいただきます。
【醤油蔵見学・醤油搾り体験】歴史ある昔ながらの製法を学び、醤油搾りを体験します
寛政7年、江戸時代に創業し「丸大豆・小麦・塩」の原料を活かした天然醸造による醤油造りを続けている栄醤油醸造。200年以上の歴史を刻み、醤油の深い漆黒色が染み着いた風情ある蔵では、昔ながらの木桶造りにこだわった醤油造りが行われ、長い歴史の間に蔵に棲みついた菌が栄醤油特有の味、色、香りを生み出しています。代々受け継いできた製法を学び、醤油搾りの体験を行います。
【遠州の食の饗宴】日本建築の技の極みと遠州の美味を「葛城北の丸」で堪能します
遠州の山々に囲まれた静寂の中に、四季折々の自然と優美な日本建築が相まって、日本人としての和の心を呼び起こしてくれるような厳かな空気が流れる葛城北の丸。北陸の古民家を移築して建てられた4つの客室棟は、古木の梁や柱がたくましさとあたたかさを備え、庭の景色と融合した落ち着きある趣です。遠州の旬の味覚を存分に堪能することができる会席料理は、地産地消の素材にこだわり、料理人の匠の技が光るお料理をお楽しみいただきます。