UNESCO無形文化遺産登録
和合の念仏踊り~人びとの願いと祈りが込められた風流踊り
地域の伝統文化の保存に尽力しているハートランドのパートナー団体とのコラボレーションによる特別プログラム!
「風流踊り」は、ユネスコによって「人びとの願いや祈りが込められた儀式的な踊り」と説明されている日本の民俗行事で、特に日本の地方で数百年にわたって行われてきました。「和合の念仏踊り」は、日本を代表する「風流踊り」としてユネスコ無形文化遺産に登録されています。
長野県南部の阿南町にある山深い美しい集落・和合では、毎年8月中旬のお盆(祖先の霊を家に招いて供養する日本の伝統的な祖先崇拝の儀式)の時期に、4夜にわたってこの行事が行われます。伝統的な和太鼓、笛、ささら(竹の小枝や葉を束ねて作った踊りの飾り)を従えた踊り手の行列が集落の神社から踊りを始め、和合の創始者といわれる人物の家や集落の家々の庭で念仏踊りを披露します。
神仏を問わず、すべての神に感謝を捧げるのもこの祭りの特徴です。この旅を通して、日本古来の祖先崇拝と神々への感謝を捧げる儀式を肌で感じてください。
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