八ヶ岳湧水の養殖場訪問・事業者との出会い
八ヶ岳南麓の標高約1,100m、100年以上前から湧き出ていると言われる『越水湧水』。ここからツーリズムがスタートします。年間を通して11℃前後で安定した水温が、魚の体を健康的に引き締めて旨味をぐっと凝縮します。1972年より創業50年。「川魚みやま」での生産者との交流、豊かな湧水で育った鱒、イワナの艶や躍動、肌触りを五感で体感して頂きます。
北杜が誇る名水、滝を鑑賞・体感
五感を癒やす・滝文化の探求についてガイドを行っている「滝ガール」坂崎絢子氏に北杜市の水資源が誇る滝を巡り、北杜の水を感じて頂きます。滝の鑑賞方法、地域の歴史との関連性、聞き方などを伝授した後は、滝から放たれるマイナスイオンの中でそれぞれが、北杜の自然と水を感じる時間となります。水に育まれた食文化や歴史を満喫して頂きます
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北杜の湧水で土鍋ごはん!
昼食は北杜産のお米で土鍋ごはん!
「幻のお米」と呼ばれる山梨県北杜市の武川町で育てられている「農林48号」、通称「よんぱち米」を杜の中でピクニック形式で提供します。おかずは午前中訪問した、川魚みやまの岩魚塩焼きと卵、お漬物、特製スープです。
※雨天時は行程前後の事業者(川魚みやま、camino naturalLab.)での屋内ランチへ変更となります。
『香りと食と森を繋ぐ』杜の案内人による水・杜体験
『香りと食と森を繋ぐ』をコンセプトに100年後に想いを馳せた香りの森づくりを行っているcamino natural Lab.の上原さんガイドによる、北杜の杜ができるまでと、これからの未来をフィルドワークで体験していきます。水の起源である杜。北杜とそこで生活する人々や動物、植物、昆虫の織りなす物語を知っていただく体験となります。
※杜での解説の後はオリジナルブレンド野草茶作り体験を行います。
「北杜を胃袋で感じる」コース料理
様々な地域の事業者、杜と水のルーツと出会って頂いた最後はこのツアーの締めくくり。ミシュランと並ぶ強い影響力を持つフランス発祥のレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」に掲載されている(山梨4店舗掲)Terroir愛と胃袋でのコース料理となります。ガストロノミーツーリズムの締めくくりに相応しく、このツアーで訪れた事業者達の想いや創り上げてきたものが、料理へと変化を遂げ、お客様のテーブルを彩ります。
この杜で感じたものをテーブルに
ツーリズムで午前中に訪れた川魚みやまの鱒は、八ヶ岳で採れたビーツ、山羊のミルクソースで彩られテーブルに運ばれてきます。ルーツを知って味わう味覚や感性は、五感を揺さぶり、なにものにも変え難い豊かな経験となって、北杜を訪れる皆様の宝物になってくれると思っております。